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今日本で上映されているディズニー映画、「アナと雪の女王」について今回は取り上げます。

何かと言いますと、実はこの映画、北欧、特にノルウェーの影響があらゆるところに現れています。幾つかたとえにあげてみますと:

→愛嬌のある雪だるまの「Olav」は伝統的なノルウェーの名前でノルウェーの王家にも何度も使われてきている名前です。他にもハンズ、スヴェン、オーケンなどもノルウェーの名前です。

→主人公ではありませんがクリストフの靴など見ると分かるかもしれませんがクリストフは北の先住民族サーミが元となっています。今でもノルウェー最北の地方では特徴的なトナカイの皮のとんがりブーツを使っています。彼が身につけている赤いベルトもサーミの織物のベルトにそっくりです。

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→登場する建物もノルウェーの実際の建造物をモデルにしています。たとえば映画に出てくる城はオスロの海辺にある「Akershus」要塞。教会のたてものもノルウェーの伝統的な木造の教会「スターブヒルケ」そのものです。世界的に有名なベルゲンの海沿いの商人家が並ぶ「ブリッゲン」もそのまま映画に出てきます。

未だ見ていない方もこれから見る方も注目してみれば面白いノルウェーの発見があるのかと思います。

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