スウェーデンを訪れたなら、絶対見ておきたい観光名所の一つであるヴァーサ号博物館についてご紹介いたします。
スウェーデンの南東部に位置する首都ストックホルムは14の島々からなる水の都です。その島の一つであるユールゴール島にある、大きな船の形をした建物がヴァーサ号博物館です。
ヴァーサ号博物館は処女航海を果たした後すぐ沈没してしまい、そのまま333年も引き上げられず海の底深くに沈んでいた大鑑ヴァーサ号を展示した博物館です。
ヴァーサ号は全長約70メートル、高さ50メートル、横幅12メートル、排水量約1200トンに及ぶ大鑑で、この規模の船を展示する博物館は世界広しと言えど、このヴァーサ号博物館だけだと言われています。
博物館内は館内中央が2階から6階まで吹き抜けになっており、そこにヴァーサ号が堂々と鎮座しています。2階から6階まで様々な高さからヴァーサ号の細部を間近に観察することができますが、船が大きいので写真に収めるのは至難の技です。

船首を正面から撮影

船首を正面から撮影

6階からの眺め

6階からの眺め

また、各階にはヴァーサ号に関する様々な展示があり、実際にヴァーサ号と一緒に海上に引き上げられたものを基に、ヴァーサ号が作られた歴史的背景、沈んでしまった理由、当時の船の製造技術、人々の生活文化などを詳しく知ることができます。

船内の様子を再現した展示

船内の様子を再現した展示

ヴァーサ号は写真に収まりきらないほど大変大きいので、全体をご覧になられたい方は是非ヴァーサ号博物館に足を運ばれてください。